石材店・石・建築石材『全国建築石材工業会』

新会長挨拶

平成23年度役員改選にあたり、会長の重責を仰せつかりましたので、ひとことご挨拶を申し上げます。

昭和28年4月に創立した全国建築石材工業会も来年で60周年を迎えます。会員の皆様には、この間山あり谷ありで業務を続けてこられたことと存じますが、ここ数年は特に厳しい状況におられる事と思います。こうした環境の中で、今年の基本方針としまして一番にあげさせていただいたのが、工業会本来の目的でもあります会員相互の親睦を深め協調をはかるということであります。会員同士の営業情報の交換や、職人状況の報告及び融通をし合うことや、各社の石材在庫情報を共有することなどを、親睦を深める中で行なっていければ、少しでも会員各社の業績アップに結びつくのではないかと考えます。そしてこうしたことが発注者に「工業会の会員であれば安心できる」と思っていただけることに繋がるのではないでしょうか。

また先般、一般社団法人日本石材産業協会様と業務提携させていただきました。このことによりましてお互いの会員様が双方の資格検定を受験できる体制になりましたので、建築石材アドバイザー並びにお墓ディレクターの資格を取得し、肩書きを有効に利用して仕事に生かしていただければと思います。

東日本大震災以後、日本列島ではあちこちで今なお地震が頻繁に起こっております。外部に向けましては、工業会考案の内壁および外壁の乾式石張り構法の普及に努め、建築物の安全性を確保することに貢献していきたいと考えております。

また、オーダーメイドのしっかりした大理石や御影石を使うことですばらしい建物が出来上がるということを設計事務所様やお施主様に理解していただき、日本で唯一の建築石材の全国組織として認知されている工業会として、石工技能士が施工する本来の石工事のすばらしさをアピールしてまいりたいと考えております。

私自身は微力ではございますが、役員の方々と相談しながら、会員の皆様と共に頑張ってまいりたいと思っておりますので、ご支援ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

 

全国建築石材工業会 第九代会長 大塚英太郎

 

元会長挨拶

 ホームページ開設にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。2002年は当会にとって、創立50周年という記念すべき年であります。

 当会は1953年4月に全国石材工業会として発足以来、石張り技術検定による職人さんのスキルアップ、設備近代化資金融資対象業種指定による設備投資の 促進等により技術力・安全対策・製品精度の向上や効率化を加速させ、順調な発展を遂げて参りました。

 しかしながら、バブル崩壊後、当会を取り巻く経済環境は厳しさを増し、今日に至っている次第であります。とりわけ、建築工事の坪価格の下落は、製造・加工・施工等の中小・下請業者への強烈なしわ寄せとなりました。また、一段と品質向上した中国石材の市場進出により、今までの石材ビジネスのあり方を根底から見直さざる得なくなり、バラ色であったはずの20世紀から21世紀への橋渡しは、「変革」を余儀なくされました。

 一方海外に目をやりますと、石材産出国のなかには、機械化が進んでなかったり、技術力に乏しい国がまだまだあります。当会は創立以来、一貫して「技術革新」を念頭に置き活動して参りました。この蓄積されたノウハウを武器に技術を駆使し活路を見出すチャンスだと考えます。

 21世紀は変革の時代です。2002年は、そのターニングポイント(変換点)となるでしょう。新しい時代に相応しい新しいビジネスの叡智を結集し、創造しようではありませんか。

 

全国建築石材工業会
顧問;桑原 潔